2010-08-01から1ヶ月間の記事一覧

地下鉄

うつらうつらと丘を離れる 泣きながら新宿辺りで東に向かへ駅に鍵がかけられる音を聞きながら我等は事実に守られてゆくもう一枚の布団のように睡つてた 其処は私が近づいていく場所苛立つたまま駅を出る君の手が部屋から私の胸まで伸びて夜半寿司のかがやく…

臨海地区にて

風上に死の光る街 ダイブする君はうつむく幼き牧師生ぬるい泡立つジュース 夜を分けて君の気配に近づいてゆくふわふわと渡る夜の橋背の高いビルに隠れて目を閉じなさいブレストの乱暴者は何故罪を犯すのだろう 頬を弛緩させ