永遠に子どもだつたらどうしよう 月光に青虫の這う緑の尻で呼ぶ声は決して来ないと思ふこと せめて夜啼く小鳥がいれば爆音の中で目覚める夜明け前 知らないの赤い帽子の君を繰り返すフレーズ 匂いの染み付いた明日の目覚めは涙に似てる爆音の中でなければ眠…
いつまで私が必要とは訊かぬ しずかに蟹の眠る水槽銀色に輝く卓に牡蠣の身が引き出されるとき背を傾ける幸せであるかのような鏡を見たき 大理石の暖まる間眠りから滑車は出でぬ 桃色の光るキャタピラが廻る夢からある眠りは突然に来たかのようで麻酔の如くあ…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。