2010-05-31 千の夜 短歌 永遠に子どもだつたらどうしよう 月光に青虫の這う緑の尻で呼ぶ声は決して来ないと思ふこと せめて夜啼く小鳥がいれば爆音の中で目覚める夜明け前 知らないの赤い帽子の君を繰り返すフレーズ 匂いの染み付いた明日の目覚めは涙に似てる爆音の中でなければ眠れない その夜一夜をかがやけ百夜