2009-12-08 接触 短歌 終電の少し前から待っている翡翠のように睡る私をやすやすと缶の中身は減ってゆき暖かい赤い電車の内側濡れるそろそろ手を暖めようか永遠に朝から電気の点くホームからよこたわればノートPCは暖かく夜の寂しさに染まるのがすき50年後に牢獄の灯を消そう 正義無くして飲むヴィンテージ可塑的な愛が隠されている瞳 頭痛のように眉をひそめて息がなぜ出来ない 雪の無い冬にホームの端でお願いする樹