2011-08-14 水滴 短歌 悲しみは消えざるを得ず遠ざかる驟雨が私の足を濡らしぬ街が水底のように暗かった。魚は壁を透かし見ている僕には金属の細胞があるから 衣のかたまりごと抱いてみるあるべきの身振りとしてまた見せらるる かくもうつぶせとは激しきを